日本人の魚好きは、もはやDNAに刷り込まれた食欲。うれしいことにベトナムも海産物が豊富なため簡単にその欲望が叶えられます。今回は。ホーチミン市から日帰りで気軽に行ける海辺のリゾート地『ブンタウ』で味わえるシーフードをご紹介します!
ブンタウ(Vung Tau)とは?
長い海岸線を持つ国家ベトナムは、何を隠そうシーフード天国。海産物の充実度は日本と比較しても決して引けを取らない。生食文化こそないが、数多ある魚貝類は日本人の口にも合うこと間違いなし。さらに伊勢海老やカニ、ハタといった日本では高価ゆえに躊躇してしまう食材もベトナムでは庶民価格で食べられます。

どうせ食べるのなら海辺の町で獲れたて鮮度抜群の魚貝をいただきたい。そこでホーチミン市発で真っ先に浮かぶのが海辺のリゾート地『ブンタウ』。都会の喧騒を逃れて束の間の休日を過ごすのにはもってこい。ホーチミン市からは車で約2時間の道のり。まだローカル感が残る町の観光客の多くはベトナム人だが、現在リゾート開発只中でビーチ沿いや周辺地域にホテルやマンションが建設されているため、数年後にはメジャーな観光地としてさらなる発展を遂げそうな雰囲気が漂っている。
ブンタウのシーフードレストラン
エイの風変わりな姿と裏腹に淡白な味がクセになる!

多くの海鮮の中でもオススメはエイ料理。独特の姿こそ知っていれど、料理としては『エイヒレ』しか馴染みがないが、ここでは干物ではなく生から調理したもの使う。

まずは『Gói Sữa(クラゲのサラダ)8万5000ドン』、肉厚かつコリコリ食感で食べ応えあり。冷菜感が夏料理にもぴったりで中華のクラゲ料理が好きには絶対おすすめ。もちろんビールとの相性もよし。


見ただけでわかるほどに新鮮でブツ切りを煮る。魚肉は適度に歯ごたえがあり、ヒレのゼラチン質も美味。酸味が効いたスープはブンのつけ麺タレとして頂こう。


魚出汁の効いた濃厚なトマトスープと淡白な豆腐が絶妙にマッチ。これまた日本人にとっては新感覚のホイル蒸し焼き。シーフードの旨味を堪能できる。
[お店の場所]生け簀から食材を選ぶ。海上で食する鮮度抜群のシーフード!

ブンタウの観光中心地からは、若干離れている穴場的レストラン。国道から少し入った場所から桟橋が伸び、そこから100メートルほど先にある海に浮く食事場所まで渡し船で移動します。



着いた先には魚種で区分けされたいくつかのいけすがあり、そこから実際に調理してもらう魚を選びます。お目当手の魚を指さすと網ですくい取るのですが、ピチピチと飛び跳ねる魚を前におのずと期待が高まります。

もちろん大き過ぎや小さすぎなど、目当てのサイズと違う場合がありますが、その時は遠慮なく変えてもらおう。気になる料金もグラム単位の料金表が明示されていて、いけすから取り出しすと、秤での計量するシステム。

フロアは100人以上の大宴会も可能なほど広く、座敷席まで完備。海の上という特別な場所と適度なローカル感が妙に心地いい。夕暮れ時に訪れて、まわりの景色を眺めながら美味しい海鮮を頂けば幸せな時間になること間違いなし!





シーフードマーケット
今回は食事はしませんでしたが、ブンタウのシーフードナイトマーケットも人気のようです。
[シーフードナイトマーケットの場所]ブンタウ名物
ブンタウ名物は小腹が空いた時に最適!
ブンタウ名物と言ってもいい『Bánh khọt』。日本のたこ焼きともちょっと似てるけどが、中身はエビ。ブンタウの飲食店が集中エリアにはコレを出す店が数店舗あるけど、この店が一番繁盛していました。

外はカリッと中はもっちり、エビはプリプリの三拍子揃ったB級グルメ。3時のおやつ代わりに小腹が空いた時の間食にも持ってこいの一品。

甘くてふわふわ、モチモチ! やみつきお菓子を発見!

ブンタウを代表するお菓子の『Bánh Bông』。日本の縁日とかで見かけるカステラ菓子に似ているけど、卵を惜しみなくたっぷりと使用しているせいか生地自体にも濃厚さを感じます。

ベトナム人観光客が何箱も買っているところを見ると、きっとお土産にするものと思われます。


今週末はブンタウ旅行!
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