ベトナム料理をはじめ都市部で味わえる各国の料理や、国内に約1,000軒もの店がある日本食など、ベトナムではさまざまな料理を楽しめます。食事の場面でのマナーや文化も確認しておきましょう。
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◯テーブル会計が基本
ベトナムでは基本的にテーブルでの支払いとなります。お会計をお願いし、支払い後に席を立つようにしましょう。
◯全国各地の料理を楽しみましょう
王道の料理だけでなく、各地方の名物料理にも挑戦してみましょう。たとえば、北部の焼き肉つけ麺「ブンチャー」や中部ホイアンの名物「カオラウ」、南部の「バインセオ」などです。
料理を取り分ける際に、箸の反対側を使う点は同じだが、日本では一般的にタブーの「渡し箸」や「刺し箸」などは問題ありません。骨を拾う動作を連想させることから日本ではタブーの「箸渡し」も、ベトナムでは問題ありません。ベトナム人から手伝ってと求められることがあるので、応じてあげましょう。
レストランの基本のテーブルセッティングとして、皿の上に茶わんの乗った状態をよく目にするが、この皿はあくまでもソーサーとして使います。皿が足りなくなったときには使っても問題ないが、通常は貝殻や骨などを置く受け皿として使いましょう。
◯ドレスコードはない
高級店を含む大半のお店で、ドレスコードがありません。ただし、男性の短パンはごく一部のお店で入店NGになることがあるので要注意です。
◯分煙が進んでいる
ホテルやレストラン、公共施設など街のあちこちで分煙が進んできています。完全禁煙のレストランなども少なからずあるので、事前に店員さんに確認した方がよさそうです。
◯ブラックコーヒーは砂糖入り
ベトナムで「ブラックコーヒー」(Ca phe den)を注文すると、砂糖入りで出てくるのが普通です。もし、砂糖抜きを飲みたいときにはさらに一言「khong duong」と添えましょう。
◯おしぼりは有料
レストランで出されるおしぼりは基本的に有料なので、請求されてもあわてないようにしましょう。1つ2,000VND程度でお会計に追加されています。
◯食べ残しは持ち帰り可能
食べきれずに料理を残してしまったとき、お店の人に頼んで持ち帰ることができます。パックなどの追加料金は不要です。