ベトナムへの引っ越し

国外への引っ越しでは、日本の場合以上に、「スケジュールを立てる」ことが重要になります。特に通関という、国内引越にはない手続きがあり、「いつまでに何を準備すべきか」は、この通関の所要時間によって左右されます。


●荷物が少ない場合
ベトナムの住居は、家賃の安いものから高いものまで、生活に必要な家具や家電が揃っている物件がほとんどですので、身の回りの品さえ持ち込めば生活は始められます。
例えば単身者で、持ち込み荷物が段ボール箱5 箱程度という場合、船便で送るのがいいでしょう。郵便局または運送業者で取り扱っています。所要期間は1 ヵ月程度。場合によっては、これ以上かかることもあります。


●荷物が多い場合
この場合は、専門業者に依頼します。ベトナムへの海外引っ越しを行っている日本の引っ越し業者はいろいろありますので、ウェブサイトなどで情報を調べ、比較検討してみましょう。梱包から現地での荷解きまで、すべてお任せのプランから、荷造り・荷解きは全部、自分でやって、運送だけを頼むプランまで、いろんなサービスが用意されています。海外引っ越しは、受け入れ国によって状況や、通関手続きが異なります。業者選びの際は、「その会社がベトナムでの引っ越し業務の経験が豊富かどうか」をポイントにするといいでしょう。


●引っ越し費用の会社負担
引っ越し準備を始める前に、「引っ越し費用は、会社がどこまで負担してくれるのか」を確認しておきましょう。駐在員で会社が負担してくれる場合でも、その上限金額や負担範囲は、各社異なります。また現地採用の場合は、例え日本からの赴任であっても、費用は自己負担の場合があります。


●何を持って行くか
家電製品は、日本とベトナムでは電圧が違う(日本100V、ベトナム220V)こと、ベトナムでも日本製の物が入手可能ですので、持ち込む必要性は低いでしょう。もっとも、ベトナムでは一般的でない高性能の家電製品が必要な場合は、持ち込みましょう。
赴任先によって持っていく衣料はかなり違います。ホーチミンは夏服だけで十分ですが、ハノイは冬服が必須です。もっともホーチミン赴任であっても、寒い時期にハノイに出張する場合があるので、冬服も用意しておくと安心です。


●日本に残した荷物
賃貸物件などに住んでいて、ベトナム赴任により、日本での住居がなくなる場合、荷物は実家などに預かってもらうか、トランクルームなどの業者に保管を依頼するか、という方法になります。また引っ越し業者に頼めば、不要な家具を処分してくれる場合もあります。


●引っ越しチェックリスト
以下、日本からベトナムに引っ越しをする際に必要な主な作業のリストをあげます。これを参考に、ご自身のチェックリストを作成しましょう。

・引っ越し業者を探す。
・パスポートの残存期間の確認。
・ベトナムでの労働許可証の手配。
・ベトナムでのビザまたは一時滞在許可証の手配。
・運転免許証の残存期間の確認。
・海外転出届を出すかどうか決める。
・住民票を残す場合、国内への転居届を出す。
・健康保険を維持するかどうか。
・社会保険を維持するかどうか。
・戸籍謄本の取得(ベトナムでの手続きに必要な場合)。
・銀行口座を維持するかどうか。
・ベトナムでもお金の引き出しが可能なキャッシュカードの用意。
・海外旅行保険への加入。
・日本での電気・水道・ガス・電話などの解約。
・荷物を仕分けする1:持っていくもの・残すもの・処分するもの。
・荷物を仕分けする2:船便・航空便・自分で持ち込み。
・ペットの輸出検疫証明書を取得。
・日本の学校への転出手続き。
・ベトナムの学校への転入手続き。
・予防接種(大人も子供も)。

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