医療事情

国外で生活をするときに、いちばん心配なことの一つが医療事情。ベトナムの医療技術は、日本に比べて見劣りしますが、近年、レベルは上がりつつあります。日本人医師が常駐する医療機関も増えてきました。


●ベトナムの医療事情
ベトナムで病気になったときは、日本人医師が勤務する、もしくは日本語スタッフがいる外資系の病院や診療所に行くのがいちばん安心でしょう。基本的にこれらの医療機関は、海外旅行保険に対応していますので、キャッシュレスでの診療が可能です。念のため、自分の入っている保険が、使えるかどうか、来院するまえに確認しておきましょう。

救急車は日本のように普及していません。タクシーを呼んで、病院まで搬送してもらうのが一般的です。ある程度以上の規模の医療機関だと、自前の救急車を用意しています。自分が行きたい病院・診療所に電話をして、来てもらうという方法もあります。

症状が重たくて国内の医療機関で対応できないと判断されたら、国外に緊急搬送される場合があります。搬送先としては、日本以外に、バンコク、シンガポールなどがあります。高額の費用がかかりますので、保険には必ず入っておきましょう。

多くの病院では、診察代が前払いになります。これを払わないと、診療や手当が受けられない場合があります。クレジットカードが使える病院もありますが、現金を用意しておくのが安心です。


●注意したい病気
ベトナムで注意をしたい病気としては、以下のものがあります。

· 食中毒(細菌性腸炎):
下痢、腹痛、嘔吐、発熱という症状があります。

· ウィルス性肝炎:
全身の倦怠感、食欲低下、発熱などの症状が出た後、黄疸が現れます。

· マラリア:
悪寒、頭痛、高熱などの症状が出ます。

· デング熱:
突然の高熱、激しい筋肉痛、関節痛に襲われ、3 ~4日で発疹が現れます。

· 破傷風:
四肢の硬直、発熱、けいれんなどが起こります。

· アメーバ赤痢:
食あたりと似た症状で、下痢が続きます。

· 狂犬病:
犬に噛まれた場合は、例え軽いものであっても、すぐに医療機関に行き、狂犬病がないかどうか、診察してもらいましょう。

· 熱中症:
炎天下で長時間過ごした後、頭痛や筋肉痛が発生したら、熱中症の可能性を考えたほうがいいでしょう。

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