HPP技術でベトナム料理を世界に輸出

 2月27日、Minh Hung Groupは、カナダのMHEnviron Groupおよび米国のAvure Technologies社と、食品高圧処理(HPP)の加工場を建設する協力覚書を締結した。
 Minh Hung Groupによると、HPP技術は食品を冷蔵で長期保存でき、従来の熱処理や化学物質による処理に比べてメリットが多いことから、食品加工業界で高く評価されている。フォーなどの汁麺料理も品質や風味を損なわずに数週間の保存ができ、輸出も可能となる。今後は他社と協力の上でHPP技術を使ったフォーの市場投入も予定しており、世界の食品ベンダーとしてのベトナムメーカーの先駆けを目指す。メインターゲットは北米や欧州で、すでにパートナー企業も決定している。
 加工場はメコンデルタ地域・ロンアン省に建設予定で今年9月に着工、工期は9カ月、面積は15ヘクタール、投資額は約5000億ドンを見込む。初期段階では汁麺料理(フォー、牛肉辛麺のブンボーフエなど)、果実飲料(パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、サトウキビ、パイナップル)などを製造し、北米や欧州諸国に輸出する予定だ。
 農業農村開発省のレ・クオック・ゾアン次官によると、HPP技術の導入は国内農業にとっても有意義だ。農業分野において、企業には科学技術の応用や生産の再編が求められている。ベトナム農業は潜在性が高いが、ハイテク導入により付加価値を生み出すことで、国際市場への参入や諸外国との競合、経済発展への貢献に向けた体制を整える必要があるという。
 国会科学・技術・環境委員会のフン・ドゥック・ティエン副委員長は、「大規模な生産基盤を整備し、輸出加工による農産物の付加価値を向上するためには、加工処理技術の応用が必須となる。企業側が農業・食品加工分野で技術ソリューションを応用するための法的枠組みを整備するために、国会で技術や移転に関する法制化を進める」とした。
(引用元:VietnamPlus 2月27日/Sai Gon Giai Phong 2月28日)

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