Grabとの競合加速、運輸大手がタクシー事業撤退

 Tracodi工業・運輸投資開発社(TCD社)は、Vinataxi(ビナタクシー)からの資本撤退とタクシー事業からの撤退を発表した。TCD社のビナタクシーへの出資比率は30%だったが11月中に全額撤退する。
 TCD社は、今年半ばの定時株主総会ですでに、ビナタクシーの業績がGrabとの競合による影響について言及していた。さらにタクシー運転手の不足も競合の足かせとなっており、目標の400台に対して、現状は300台に満たないことも売上高や利益の減少につながっている。
 TCD社はビナタクシーの譲渡額について、登録資本額に基づく株式時価総額を下限とする。現在、ビナタクシーの定款資本金は約1,127億ドン。TCDは今年第3四半期の決算報告で、ビナタクシーへの出資金の元本額は342億5,000万ドンで、今年9月末には出資金の公正価値は約380億ドンで、約37億8,000万ドン増になるとした。
 TCD社は、1992年に香港の投資会社Tecobestとの合弁でビナタクシーを設立、2003年にはTecobestがシンガポール最大の運輸事業者ComfortDelGroグループに管理権を譲渡、今年3月には事業再編の戦略の一環として、ホーチミン市におけるタクシー事業の効果的な事業展開を目指すとした。ビナタクシーの2017年度の売上高は約480億ドン、税引き後利益は12億ドンと、事業計画の10%にとどまった。
(引用元:Lao Dong 11月15日/Thanh Nien 11月15日)

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