ホーチミン市のカフェ市場、コーヒーチェーンが優勢

ホーチミン市では現在、カフェの店舗数が増加傾向にあり、特にチェーンストアの伸びが顕著で国内外の企業が投資する。
「The Coffee House」に投資するSeedcomの小売事業部長によると、大手コーヒーチェーンの1店舗あたりの投資額は、▽The Coffee Houseで約20億ドン、▽スターバックスで約50億ドン(店舗面積200平方メートルの場合)、▽Highlands Coffeeで数十億ドンとなっている。
これらのカフェより手ごろな価格帯のフランチャイズのMilano CoffeeやViva Star Coffee、Napoli Coffeeなどは数億ドンだ。
カフェ運営コストの内訳は、店舗賃貸料(20%)が最も多く、続いて従業員の給与、さらに光熱費やメンテナンス費などが約3000万~4000万ドンとなる。
また最近の傾向として、ビテクスコ・フィナンシャルタワー周辺やグエンフエ通りなどの中心部で、ミルクティーの有名チェーン店の出店ラッシュが続いている。
従来のベトナムスタイルのカフェや家族経営店は店舗数で全国の98%を占めるものの利用者の嗜好の変化に苦戦している。コーヒーチェーンの店はモダンな雰囲気やメンバーズカード発行、キャンペーン展開などで若年層を取り込んでいる。
しかしチェーンストア方式でも明暗は分かれる。The Coffee Houseの場合は、2014年9月にベトナムでチェーン展開を開始、初年度で19店舗、現在は53店舗(ホーチミン市44店舗、ハノイ9店舗)を構え、2020年までに200店舗を目指す。スターバックスは2013年初頭に第1号店をオープン、現在は30店舗を展開する。
一方、Gloria Jean CoffeeやILLYは店舗閉鎖、また、The KAfeやSaigon Cafeは規模を縮小している。韓国系のCaffe Beneは2014年に1区ドンコイ通り店の開店初日に韓国の人気俳優が駆けつけるなど、大々的なオープニングイベントを開催、当初の目標は5年間で300店舗としていたが、現在は1区レライ通りに1店舗のみとなっている。
国際市場調査のリーディングカンパニーであるユーロモニターによると、ベトナム市場におけるコーヒーチェーンの年間成長率は約7%となる。今後数年間でコーヒーチェーンは店舗数、シェアともに独立系ショップやフランチャイズよりも大幅成長の見込みだ。
引用元:VnExpress 9月10日

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