ベトナム初の「第一回ベトナム信金会」開催に、100名を超える参加者。

 3月13日、「ロッテレジェンドホテル」において、日本の信用金庫の取引先を対象に「第一回ベトナム信金会」が、「信金中央金庫」の主催で開催された。
 「信金中央金庫」は2013年4月、「BIDV」と業務提携し、2015年4月よりBIDVに職員を出向派遣し、地元の信用金庫と一体となって、ベトナムにおいて金融サービスの提供と各種サポートを行ってきた。「ベトナム信金会」は、海外進出支援にかかる取り組みの一環として、当地に進出した取引先企業への情報提供と、相互の交流機会の拡大を目的とした情報交換会として発足した。
 「信金会」は、アジア各国に拠点があり、香港、上海、バンコク、ジャカルタ、ベトナムの順に発足している。これまで定期的にのべ75回開催され、のべ約3,600人が参加している。ベトナムでは初の開催となり、100名を超す参加となった。
 現在ベトナムは、17年1-9月期の実質GDP成長率が前年同期比で+6.4%で推移しており、外資セクターを中心とした製造業が好調で、その他外国人観光客の増大、サービス業の成長拡大が、全体の成長をけん引していると言える。信用金庫と取引のある進出企業は、2009年には56社であったが、2017年7月時点では336社にまで急増している。ますます、信用金庫取引先企業のベトナム国内でのサポート、情報交換の機会と場の必要性が増している。
 「信金中央金庫」海外業務支援部長鈴木武宏氏からのあいさつに続いて、ベトナムの会計事務所「AGS」 Partnerである堀切泰孝氏の講演「ベトナム企業との資本提携やMA(M&A)の注意点および最新ベトナム税務トピックス」が行われた。ベトナムでは、投資はもちろんのこと、外資規制の問題から、名義に関することや、ローカル企業との合弁なども、比較的身近なMAと言える。本講演では、MAの全体像、難しい点、必要性、リスク、税務、税制、頻繁な法令改正による注意点について、分かりやすく解説された。
 第二部では「AIC VIETANM CO., LTD」Chairmanである斉藤雄久氏から「ベトナム労務・最新事情解説」の講演が行われた。おもな内容は「強制保険について」「労働組合費の納付について」「労働許可書の電子申請について」である。
 講演後は参加者の質疑応答があり、その後は懇親会が盛大に行われた。
(Weekly Vetter)

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