アイスクリーム・デザート類が好調、高級志向の兆しも

国際市場調査会社のユーロモニターによると、ベトナム市場における2017年のアイスクリーム・デザート類の販売物量(小売)は前年比7%増の2万6600トンの見込みで、1日平均では約72・8トン。売上高は前年比15%増の約3兆330億ドンで、5年前に比べ倍増した。成長要因として、国民所得の上昇に伴う生活の質向上が挙げられる。
大都市圏を中心とした商品の高級化、さらにインフレや人件費、原材料費などの上昇に伴い、アイスクリーム・デザート類の平均販売価格は上昇傾向にある。
フレーバーについては、日本文化の影響もありグリーンティー味が市場シェアを占めつつあり、バニラやチョコレートなどの定番に次ぐ勢いだ。国内トップメーカーのベトナム乳業株式会社(Vinamilk)やNestle Vietnamもいち早くグリーンティー味を取り入れている。
アイスクリーム製品の市場シェアは、トップのKIDOグループが40・2%と圧倒的で前年比から大躍進した。同グループ商品の中でも「Merino」シリーズは市場シェア22%、「Celano」シリーズは15%を占めている。業界トップ8社の中で唯一KIDOが市場シェア増となった。続いて、Vinamilkが9・1%(前年比0・1%減)、Unilever Vietnam社が8・4%(同0・4%減)となった。
現在は国内企業のシェアが高く、売れ筋は中価格帯であるが、スウェンセンズやバスキン・ロビンスといった海外の高級メーカーも台頭している。
アイスクリーム・デザート類分野は、将来的に関税引き下げとなれば競争激化も予測されるが、当面は年平均成長率7%と、他の包装食品に比べ高水準が見込まれる。
(引用元:VnExpress 9月20日)

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