日系企業index

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建機・新車の販売・レンタルと技術者教育のソフト面で建設現場、工場を裏で支える

経済発展に伴い、不動産や工場の建設ラッシュのベトナム。現場では、設備や技術者の技量不足からスケジュールに遅れが出ることも多い。そんな問題を抱える企業をハード・ソフト面から支えているのが「U-MAC VIETNAM CO.,LTD.(以下U-MAC)」だ。必要な機械をレンタル、販売するほか、機械の扱い方に関する教育を行っている。U-MACの強みについてVice Directorの小田切敏郎氏に話を伺った。 約3000個のパーツ保有で故障に即対応 U-MACは、クレーンから高所作業車、フォークリフトまで、工場などの設備維持やメンテナンスに必要な機械を新車販売、レンタルしている。機械の使用頻度が多く見込めれば新車販売を提案し、使用頻度が少なければ、必要なものを必要な期間だけ効率よく利用できるレンタルサービスをすすめ、顧客のコスト削減に貢献している。 レンタル業務でもっとも大切にしているのが、機械故障時の即時対応だ。機械の故障は、建設工程や生産ラインの停止につながる。機械設備をすぐに復旧させ、建設や生産の一刻も早い再開を目指して、30人以上からなるメンテナンスチームを保有している
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ベトナムで展開する製造業を部品供給で強力サポートジャストインタイムを目指して

 「MISUMI VIETNAM CO., LTD.」は、東京に本社を置く「株式会社ミスミ」のベトナム法人だ。生産現場で必要となるFA部品・プレス金型部品・プラ金型部品を中心に、ありとあらゆるパーツを取り扱う同社は、小ロットからの受注と短納期を強みとしている。ベトナムで、多くのものづくりを支える同社の事業と今後の展開について、General Manager・和田翼氏に話を伺った。 小ロット受注と短納期を実現  同社では、750ブランド700万点以上の品目を取り扱っている。現在、在庫は約6,000点程度だが10月までに約20,000点まで積み増し、製造業のニーズをより幅広くカバーする。ラインアップは自社製品4割、残りの6割は日本を中心とする350社以上の協力メーカーでOEM生産しているものだ。部品以外に工具や手袋、作業台なども取り扱う。日本、中国、韓国、台湾で生産・調達した部品を毎日航空便で輸送し、常に短納期で配送を行う。荷物がまとまってからの輸送や通関手続きで、発注から調達まで通常数週間かかるところを、同社では在庫品なら最短当日、通常品でも最短4日ほどで発注者に届けることが可能
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ベトナムの発展を支えるエネルギー・環境事業 世界規模の成長を目指す

 「Fuji Electric Vietnam Co., Ltd.」は、東京に本社を置き、エネルギー・環境技術をコアに、パワーエレクトロニクス(パワエレ)システム、発電、電子デバイス、食品流通の4つの事業を通じて安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献している「富士電機株式会社」のベトナム法人だ。ベトナムでパワエレシステムを軸に事業展開する同社General Directorの小川啓介氏に話を伺った。 さまざまな分野で活躍するパワエレシステム 「富士電機株式会社」が強みとするパワエレシステムとは、パワー半導体スイッチング素子を利用して電力を効率よく制御する機器・システム、応用製品そして関連技術のことだ。具体的には、電圧や電流の大きさを変えたり、交流電力と直流電力を変換したり、電力の流れをコントロールする技術だ。エネルギーの安定供給、最適運用を実現し、電力安定化に寄与するエネルギーソリューションと、工場の自動化や見える化により、生産性向上と省エネに貢献するインダストリアルソリューションの2つのアプローチを持つ。この2つのソリューションを組み合わせることによって、社会インフラ分野や産
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伸びゆくアジアの人材市場豊富な経験とネットワークを持つ人材紹介のスペシャリスト

 「JAC Recruitment」は1975年に英国ロンドンで設立された人材紹介会社だ。現在シンガポール、日本、中国、タイ、インドネシアなど10カ国に25拠点を持つ。マネジメントクラス以上のハイクラス人材の紹介を行う同社は、40年以上の豊富な経験を持つ国際的な人材紹介会社として信頼を集めている。同社の取り組みと今後の人材市場についてManaging Director・加藤将司氏に話を伺った。 JACならではのコンサルティング  長年の実績を誇る「JAC Recruitment」。ベトナムでは2013年に業務をスタートし、現在まで多くのハイクラス人材紹介を行ってきている。同社の大きな特徴の一つは、求人を出す企業側と求職者側の両面を、同一のコンサルタントが担当するということだ。通常、人材紹介業界では、求人側と求職者側で区切った業務分担が多いが、同社では、業種・職種別に特化したプロフェッショナルなコンサルタントが双方の要望や条件を理解し、的確なマッチングを行う。特にハイクラス人材市場では、給与や福利厚生などの表面的な条件には表れない、会社の方向性やトップの人間性など、コンサルタント
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信頼されるサービスを継続的に提供し顧客と共に成長する企業

 産業廃棄物処理を行う「野原ICTベトナム有限会社」は静岡県に本社を置く「野原株式会社」のベトナム法人だ。2012年の設立からハノイとその周辺の日系企業との取引を中心に業務を拡大している。正確さと迅速さを備えたきめ細かいサービスで顧客から絶大な信頼を得ている同社の取り組みについて「野原株式会社」代表取締役社長・野原氏、「野原ICTベトナム有限会社」General Director・藤沼氏に話を伺った。 常に信頼される取引を行う  設立から5年目を迎えて「野原ICTベトナム有限会社」は、約40数社の顧客との取引実績を重ねるまでに成長し、今なお少しずつ業容を拡大している。その陰には、ローカルの同業他社にはまねのできない日系ならではの、きめ細かいサービスの徹底がある。例えば、「廃棄物はお客さまの大切な財産である」という認識を常に持ち、正確な計量に務める、回収後の廃棄物置き場を整理整頓するなど、丁寧な仕事ぶりが顧客に評価され、成長につながってきたのでは、と野原氏、藤沼氏は語る。社会情勢に伴い、ベトナムに進出する日系の製造業が増えてきたことや、既存の取引先の生産量が増えたことによる廃棄物
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安心のオフショア開発パートナー 顧客の信頼を勝ち取るために コミュニケーション力強化の工夫

 「Mulodo Vietnam Co.,LTD.」は、2012年からホーチミン市でウェブサービス全般の開発業務を行っている会社だ。受託型からラボ型まで、顧客の需要に合わせてオフショア開発を行っている。日本と同等のスキル、スピード、コミュニケーションを持ちながらコストを抑えることができるベトナムでの開発の可能性と、同社の取り組みについてGeneral Directorの根本崇司氏に話を伺った。 オフショア先になぜベトナムを選んだのか  近年オフショア開発先として注目を集めるベトナム。「Mulodo」もベトナムに可能性を感じ、ホーチミン市での事業展開を選択した。ベトナムを選んだ理由は大きく分けて3つあるという。第一は、ベトナムは国としてIT教育に力を入れており、IT人材が不足する日本と比べて、優秀な人材を集めやすいという理由だ。第二は、ベトナム人の仕事に対する姿勢が日本人に近いため、仕事を進める上でトラブルが少ないことや、責任の所在に関わらず、問題解決に積極的に取り組む姿勢が見られることで、日本人としては、一緒に仕事をする上でストレスが少ない国民性だということだ。第三は、日本とベ
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製造業界の要望に ワンストップで応える ねじのスーパーを目指して

大阪市に本社を置き、創業80年に及ぶねじ卸としての在庫の豊富さと、自社プレス工場をはじめ協力工場での受注生産や、二次加工の幅広い実績を誇る「田原株式会社」。そのベトナム法人となる「TAHARA VIETNAM CO.,LTD」は、2014年からドンナイ省の「ロンドウック工業団地」で事業を行っている。同社の業務内容と今後の目指すところについて、Directorの曽我昌広氏に話を伺った。 ベトナムで展開する製造業をサポートするために 「TAHARA VIETNAM CO.,LTD」は、あらゆる製造現場で必要となるテクニカルパーツを、製造販売一体で迅速にサポートする会社だ。取引先業種は、家庭用電気機器、建設機器、物流機器、工作機械、医療機器、照明関連、エクステリア関連など多岐に及ぶ。どんな大きな機械や工場、建築現場でも、小さな「ねじ」一本がなければ完成しない。「ねじ」は決して目立たないが、まさに「要」となる大事な役割を果たすものなのだ。日本のものづくりの海外展開が加速する昨今、日系製造業を陰で支えるために「田原株式会社」は2014年、初の海外拠点をホーチミン市郊外のドンナイ省「ロンド
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成長するベトナム工業界 直接投資を呼び込み 展示会で世界とベトナムを結ぶ

2016年に10周年を迎えた「Reed Tradex Co., Ltd.」は、タイとベトナムを中心に工業分野の展示会を企画する会社だ。アジア地域の中でも特に注目が集まり、海外からの直接投資が活発なベトナム工業界の発展の可能性と、同社が果たす役割について「Reed Tradex Co., Ltd.」Project ManagerのKasinee Phantteeranurak氏に話を伺った。 海外投資家の熱い視線を集めるベトナム工業界 近年ベトナムは、アジア地域において魅力的な投資先として注目を集めている。2016年の「World Investment Report」によると、アジア地域の海外直接投資先として、中国、インドに続き第3位のポジションにつけている。加えて、以前は軽工業中心だった業種に変化が見られ、近年では重工業、不動産、旅行業などへの多様化が見られる。工業分野においては、海外からの直接投資によって生産品目がスマートフォンやタブレットなど、より付加価値が高いものへと変化してきている。ベトナム政府も投資家とウィンウィンの関係を築き、広くアジア地域や世界経済に貢献していきた
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真のグローバル化を目指して 日本とベトナムをつなぎ 多くの人々の生活をサポート

「外国人が日本で生活するためのインフラを整える」をミッションに2006年に創業した「Global Trust Networks」は、外国人専門の賃貸不動産保証サービスや携帯電話販売、アルバイトや就職のあっせんを行っている会社だ。2015年11月に初の海外拠点となるハノイ支社を開設、2017年2月にはホーチミン支店が営業開始した。同社の取り組みについてホーチミン支店・支店長の臼井啓祐氏に話を伺った。 グローバル化に対応するために グローバル化が叫ばれて久しい昨今、日本は外国人にとってまだまだ住みにくい国であるという。例えば賃貸住宅を借りる場合、保証人を立てるという商習慣があるため、外国人にとっては非常にハードルが高い。現代生活に欠かせないツールである携帯電話にしても、言葉や規約、ビザ、支払い方法の問題があり同じことが言える。このように日本に住む外国人が抱えるさまざまな問題を解決することを目的として「Global Trust Networks」は2006年に誕生した。賃貸不動産保証サービスや携帯電話販売のほかにアルバイトや就職の紹介事業、生活全般のサポートも行っている。学習や就労な
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売上の8割を占める木製パレット 月1万台以上の出荷量を維持

木製パレットとダンボール製造、出張梱包の3つの事業を展開中。将来はバイオマス発電事業も ベトナムは、中国、タイに続く3番目の海外拠点となる。ベトナムを選択した背景には、経済成長が著しい東南アジアの国に拠点を増やしたかったこと、ベトナムは木材チップの輸出量が世界トップになっているほど製造が盛んなことがある。将来的には、日本の本社で行っている木質バイオマスの事業展開を見据えての進出だった。 現在のメイン事業は、木製パレットおよびダンボールの製造・販売だ。なかでもここ数カ月間、毎月1万台以上の出荷量を維持している木製パレットが、売り上げの8割を占めている。最近は、見た目がきれいで品質も安定している合板パレットの提案を積極的に行うなど、顧客の要望に応えられる体制を整えている。 特注や少量注文可能なダンボール 新サービスの出張梱包も開始 ダンボールは、規格化された箱を大量生産するのではなく、顧客の要望に応じたカスタムメイドの製品を提供するのが同社の特徴だ。CADデータに従ってダンボールシートをカットするサンプルカッターを2台備えており、小さな箱から特殊な形の箱まで対応でき