ベトナム人のスマホ依存

都市部では9割近くがスマホを所有

ベトナムの都市部では、どこにいっても若者がスマホをいじっている光景を見かけると思います。統計では38%前後といわれているベトナムのスマホ普及率ですが、都市部の若者に限っては9割近い人がスマホを所有しており、スマホを複数台所有している人も珍しくありません。

スマホでの作業として多いのが「ウェブ閲覧」および「メッセージング」です。「Facebook」や「Zalo」などのアプリが一般的に利用されるようになり、約75%の人がスマホを中心に「メッセージング」を行っていると回答しています。その影響を受けて「電子メール」のスマホでの利用は減少しているのが見受けられます。若者を中心に「動画を見る」「音楽を聞く」の割合が多いのもベトナムの特徴と言えます。特にビデオに関しては、「YouTube」の利用が世界でトップ10に入るほどで、動画閲覧の割合は徐々に増えてきています。日本と異なりさまざまな専用機器を持たないため、スマホが動画から音楽、写真まで全ての用途において利用されています。

しかし、利用アプリは「Facebook」などのメッセージング系や音楽、動画、辞書など教育系に限定され、それほど多くのアプリを使いこなしているわけではありません。有料アプリの市場もほとんど立ち上がっておらず、「Ringtone」などを少額購入する人が少数いる程度で、市場として立ち上がるには、しばらく時間を要しそうです。

 

16歳〜39歳のベトナム人男女500名への調査(2017年2月実施)

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