10代の携帯利用について長い利用時間と高いコスト意識

 娯楽の少ないベトナムでは、スマホは若者にとって欠かせないものであり、都市部では10代前半からスマホを所有する人も少なくありません。きっかけとしては年配者のお下がりをもらったりという以外では、進学のお祝いや、成績などがよかった場合のご褒美として携帯電話をプレゼントされたりすることが多いようです。
 中高生のスマホの利用としては、「YouTube」で動画を見たり、音楽を聴いたりと受動的な活動が中心です。これが年を重ねるにつれて、「Facebook」などのソーシャル利用やチャットなどを使ってコミュニケーションが活発化してきます。彼らはコスト意識が非常に高く、出費を抑えるためにWIFI環境でのネット利用が一般的です。友人などとの電話での会話も「Messenger」や「Zalo」などの無料アプリですませてしまいます。通常の電話を利用するのは、両親や世代の離れた人たちとの会話に限られます。ベトナムのような新興国ではスマホ・ネットの利用は盛んで、利用時間は日本を上回るほどですが、無料意識の高さや課金の難しさがビジネスの大きな阻害要因となっています。
12歳〜22歳のホーチミン・ハノイ在住ベトナム人男女500名への調査(2018年7月実施)

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