ベトナム人の足元のオシャレ 靴はコストと利便性優先?

 ベトナムはさまざまなアパレル商品の生産源ですが、消費先としては軽視されている傾向にあります。靴はその典型的な例で、多くの有名スニーカーが「Made in Vietnam」ですが、人々のオシャレはまだ足元まで行きわたっていない印象があります。特に、普段の移動がバイクであり、かつ雨季となるといつ雨が降るかわからないことから、男性などは動きやすいスニーカーやサンダルなどの利用が目立ちます。当社の調査でも、男性の34%がサンダルを、20%がスニーカーを最も利用する靴だと回答しています。
 コスト意識が高いのも特徴で、お気に入りの靴の値段の平均価格は40万VNDほどです。ブランドについてのこだわりもそれほど強くはありません。「アディダス」「Biti’s」などが人気である一方、約3割の回答者が、特にお気に入りのブランドはないと回答しています。
 とはいえ最近では「JUNO」のような全国展開をする靴チェーン店なども登場し、廉価な価格で若者女性から人気を博しています。靴の生産国としての利点を生かしたブランドや店舗の登場により、ベトナム消費者の足元のオシャレに関する概念も変化しつつあります。
18歳〜39歳のベトナム人男女500名への調査(2018年8月実施)

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