ベトナム人の洗濯習慣。収入で異なる水回り環境。

職業柄、ベトナム人の家庭を訪問する機会は少なくないのですが、水回りの環境については、まだきちんと整っていない家庭が多いのが現状です。特に郊外や共同生活を送っている若者の家に行くと、洗面所がトイレ・浴室・洗濯場など全ての役割を兼ねている場合も少なくありません。
 洗濯機の普及については、都市部と地方、また未婚・既婚によって異なってきます。地方などでも普及率の高いテレビや冷蔵庫と比べても、洗濯機の普及はまだまだと言えます。地方や独身者の間では、未だに大きなタライを利用して手洗いをする形態が一般的です。平均で1時間ほど洗濯に費やしており、時間がかかる懸念はありながらも、習慣的・金銭的な事情から手洗いを好んで利用しています。
 一方で、家族が増え、収入の増加に合わせて洗濯機の利用は進んでいます。時短のメリットを享受しつつも、洗濯機所有者の7割が、必要に応じて下着や傷みやすい衣服については手洗いを兼用しています。「乾燥」については乾燥機などの利用は少なく、部屋干しがほとんどですので、家庭訪問をすると多くの衣服が干されているのを目にします。
 ベトナムの水回りについては、習慣的・金銭的な制約はあるにせよ、より効率的な生活に向けて徐々にシフトしていくのではないかと思います。

18歳〜49歳のベトナム人男女800名への調査(2017年10月実施)

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