ベトナム人のファーストフード利用「マクドナルド」は苦戦中?

 ベトナムのファーストフードチェーン店では、日本と異なり店舗数が多いのは「KFC」と「Lotteria」の二つで、2014年にベトナムに進出した「マクドナルド」は店舗数の面からもこの2社には及ばない状況です。利用頻度や満足度の面からもこの二つのチェーン店が他を上回っているのが現状です。「マクドナルド」は「価格が高い」というイメージを持つ人が比較的多く、「家の周りにないという不便さ」からいまいち人気が浸透していない状況です。また、「KFC」の他に「Texas Chicken」や「Popeyes」など、いわゆるハンバーガー店ではなく、チキンを中心としている店が多く見られるのもベトナムの特徴と言えます。
 半数強の人が月に1度以上ファーストフードを利用しており、特に10代から20代の若者に人気があります。一方で利用しない人の理由としては「健康に悪い」点と「価格」の二点が挙げられます。日本だとコストパフォーマンスの良い食事として考えられるファーストフードですが、ローカル食と比較すると高価なため、特に収入が少ない層は頻繁に利用できない理由になるようです。ファーストフードはベトナムにおいては、若者のちょっとした特別感のある食事の場となっています。

18歳〜39歳のホーチミン在住のベトナム人男女400名への調査(2017年8月実施)

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