ベトナムの牛乳の特徴と傾向 。「甘い」牛乳から健康志向へ

 ベトナム人にとって牛乳は、健康に良い飲み物の代表的な存在で、多くの人が日常的に牛乳を飲んでいます。ベトナム最大手の乳製品製造会社である「ビナミルク社」はベトナム人にとって最も親しみを感じる消費者ブランドの一つでもあります。
 ベトナムの牛乳の特徴をいくつかあげると、まず一つに「甘い」ことが挙げられます。牛乳を購買するときに「砂糖入り」を選択する人が6割強と、「微糖」「無糖」商品を上回っています。次にあげられるのが「ロングライフ牛乳」が多数を占めること。これは常温保存が可能な賞味期限の長い牛乳のことですが、慣れていないと少し味にクセを感じるかもしれません。最後に「機能食品としての利用の高さ」もベトナム特有であると言えます。カルシウムやビタミンなどの栄養素を多く含んでいる商品が多く販売され、子ども向けに人気を博しています。
 最近ではオーガニックを強調した商品やチルド牛乳など、健康や自然を意識した商品の品ぞろえが増えてきています。砂糖入りの牛乳は、諸外国では経済成長と健康意識の高まりにつれて、徐々に無くなっていく傾向にあります。中期的にはベトナムでも同じような変化が見られるのではないでしょうか。

18歳〜49歳のベトナム人男女500名への調査(2017年4月実施)

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