ベトナムのポイントカード事情小売りや映画館で利用が広がる

 ベトナムでは、モダントレードの店舗数が増えるにつれて、囲い込みやマーケティングを目的としたポイントカードに力を入れる企業が増えてきました。当社の調査によると、何かしらのポイントカードを所有している人は都市部の18歳から39歳の男女の間では86%と多く、所有カードとしては、スーパー・コンビニ(86%)などの小売り系と、映画館(42%)のようなエンターテインメント系に分かれます。小売り系のカードについては、日常的に買い物を行う年配層の利用が多く、映画館のカードは若い世代に多く利用されています。ベトナム人は財布に多くのカードを所有したりしない一方で、ポイントのようなインセンティブは受けやすい要素が多いと感じます。
 日本では、さまざまなサービス企業が提携をして、一つのポイントカードがいろいろな店舗で利用できるようになっていますが、ベトナムでは、それぞれの企業が独自にサービスを提供している状況です。現在ポイントをどの程度利用所有しているのか、などを知る術も限られていて、購入時にスタッフなどから教えてもらうような形態をとっています。都市部ではスマートフォンの所有が当たり前になってきていますので、今後アプリなどを利用した会員管理やポイントの共同利用などのサービスへの展開などが考えられます。

18歳〜39歳のホーチミン・ハノイ在住のベトナム人男女500名への調査(2017年8月実施)

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