タクシー業界大打撃「Uber」「Grab」の浸透

 ライドシェアアプリの「Uber」や「Grab」がベトナムでもだいぶ浸透してきました。ベトナムでタクシーを利用する人のうち約半数がこれらのサービスを利用した経験があり、そのうち6割の人が、これらの出現によってタクシーの「利用回数が減った」と回答しています。一度利用してみると費用面でのメリットが大きく、かなり便利で、かつ価格が明瞭なのでタクシーとは異った体験が得られます。
 「Uber」、「Grab」の利用者のいちばんの理由が「コスト」です。実際利用してみると、タクシーよりも4割程度廉価なことも珍しくありません。両者が激しく競い合い、プロモーションを頻繁に行っていることも費用意識の高いユーザーを刺激しています。
 両者のサービスの間では、「値段が安い」「プロモーションが強力」といった理由から「Grab」を利用する人が増えているようです。一方で、まだ両者のアプリを併用する人も半数以上おり、これらのユーザーは両者のプロモーションを活用しもっとも廉価な形でサービスを活用しています。
 これらのアプリのベトナム消費者への大きな変化の一つがスマートフォンから決済につながるアクションを起こすことになった行動の変化ではないかと思います。結果的に現金での支払いが大多数とはいえ、スマートフォンから有償のサービスを利用することが自然になってきました。

20歳〜39歳のベトナム人男女500名への調査(2017年6月実施)

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