【旅ログ】中国国境の『美食街』で中華を食す!/中国にあるSAIGON HOTELに宿泊

旅好き営業マン『カマタ』が独断で選んだベトナム北部のオススメスポットをご紹介するコーナー。大人の社会科見学や意外な穴場の観光地、また体力的にもキツい過酷な旅など……。ハノイから簡単に行けて意外に知られていない魅力的な場所をレポートします!

大陸ロマン!ピンシャンの食を楽しむ

タクシーに乗り、ピンシャン市街に移動。そこには「美食街」と書かれた立派な門構えを発見。日没とともに、多くの屋台が出始め、良い匂いが漂います。それぞれの屋台をのぞき込み、おいしそうな料理を片っ端から食べてみました。

<前編>大陸ロマン!ベトナム&中国の陸路で国境超え!

今回の旅の総評
行きやすさ★★★☆☆
冒険度★★★★☆
社会科見学度☆☆☆☆☆
美味しい度★★★★★
再訪したい度★★★☆☆
「美食街」と書かれた門の向こうには屋台が軒を連ねています。魚介や肉類の焼き物から水餃子や麺類などの中華、フルーツや甘栗などのデザートまで揃う。
中国ピンシャン市
ピンシャン市は、中華人民共和国の南部にある広西チワン族自治区に属し、中国最大の少数民族チワン族が多く住んでいます。ベトナムのランソン市と接し、中国とベトナム間の物流拠点として栄えているようです。自治区の首府である南寧市からハノイまで鉄道が通っており、途中のピンシャン駅からハノイに列車で乗り入れることも可能。

「美食街」へ突入

徒歩でベトナムから中国の国境を越え、ピンシャン市街に入りました。宿泊した「サイゴンホテル」の前に「美食街」という大きな門があり、日没とともに、屋台が出店しはじめたので、行ってみることに。

全長300mくらいの長さの大通りで、赤い吊りちょうちんの飾りつけがされ、とても幻想的な雰囲気です。この通りの左右には、数多くの屋台が軒を連ねています。

言葉は通じない。しかし、「食べたい」という気持ちがその壁を乗り越えていく。

それぞれの屋台をのぞき込むといろんな食材や料理が溢れ、食欲をそそります。ピンシャン市が属する広西チワン族自治区は、南シナ海に面しており、魚介類が豊富。南側に接するベトナムからは数多くのフルーツ類が持ち込まれているようです。
もちろん屋台では英語は通じません。中国元のお札を見せて、値段確認。安い!次から次へと食べ歩きすることにしました。

〇鳥手羽の串焼き7元(約112円)。焼き上がりはカレー粉で味付けされている。ビールが飲みたい!
〇秋刀魚の串焼き10元(約160円)日本的なちょうど良い焼き加減は通り過ぎて、焼き過ぎ! 塩胡椒で味付けされていておいしい。焼き物は、他に牛・豚・羊肉、イカも選べる。
ビール10元(約160円)薄めの味ながら、よく冷えている。
牡蠣4個で10元(約160円)ピリ辛のソースがかかってとても美味!
ネギ焼き4元(約64円)山椒が効いた塩味。ビールとセット、間違いなし!

一通り屋台を制覇して、今度はレストランで食べてみることに。

美食街の表門から徒歩2分にある「金三角海鮮粥」というお店にはいる。お客さんが多くいて、きれいな店内。ここでも英語は通じないが漢字でかかれたメニューで料理を想像してオーダーする。
◯麻婆豆腐20元(約320円)ねっとり濃厚な豆腐を使っている。麻婆は辛すぎず、豆腐の味を楽しめる。美味! ◯ワンタン10元(約160円)あっさり塩味のスープがとてもおいしい。
焼き栗10元(約160円)そしてまたもや食べ歩き。
食べすぎたので、ピンシャンの夜の街をぶらり散策。

行き当たりばったりのピンシャン旅。たまたま見つけた『SAIGON HOTEL』や『美食街』で国境陸路越えの疲れもとれ、お腹も満たされた最高の旅となりました。

<続編>世界10大斜塔の1つ(?)「噂の斜塔」を見に行ってきた!

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